寒い冬を快適に過ごすための暖房器具として人気のオイルヒーター。
しかし、1日つけっぱなしにした場合の電気代が気になる方も多いのではないでしょうか？
この記事では、「オイルヒーターの1日の電気代」を具体的に計算し、他の暖房器具との比較や電気代を抑えるコツも解説します。
さらに、「オイルヒーターをつけっぱなしで寝ても火事の心配はないの？」といった不安にもお答えします。
この記事を読むと分かること
- オイルヒーターを1日つけっぱなしにした場合の電気代が具体的にわかる
- 他の暖房器具とオイルヒーターの電気代を比較できる
- 安全性や節約方法についてのポイントがわかる
目次
オイルヒーターを1日つけっぱなしにした場合の電気代
オイルヒーターの1日の電気代は、消費電力と使用時間によって決まります。
以下の表は、デロンギ製オイルヒーター（8畳用）のデータを基に計算した電気代の目安です。
| 温度設定 | 消費電力 | 1時間の電気代 | 1日の電気代（24時間） |
|---|---|---|---|
| 弱 | 500W | 15.5円 | 372円 |
| 中 | 700W | 21.7円 | 520.8円 |
| 強 | 1200W | 37.2円 | 892.8円 |
温度設定を「弱」にしても1日で372円、1ヶ月（30日）では11,160円かかる計算です。
「強」であれば、1ヶ月で26,784円に達します。
オイルヒーターと他の暖房器具の電気代を比較
オイルヒーターが他の暖房器具と比べてどれほどの電気代がかかるのかを、以下にまとめました。
| 暖房器具 | 消費電力 | 1時間の電気代 |
|---|---|---|
| オイルヒーター | 500～1200W | 15.5～37.2円 |
| エアコン | 490～680W | 15.2～21.1円 |
| セラミックヒーター | 700～1200W | 21.7～37.2円 |
| ホットカーペット | 160～600W | 5.0～18.6円 |
| 電気毛布 | 40～50W | 1.2～1.6円 |
オイルヒーターの電気代はエアコンより高めですが、乾燥しにくい、空気がクリーン、運転音が静かといった独自のメリットがあります。
オイルヒーターのメリット・デメリット
メリット
- 安全性が高い：表面温度が低めで、チャイルドロックや転倒時自動オフ機能を搭載。
- 静音性：運転音がほとんどないため、睡眠や作業に最適。
- 空気を汚さない：送風式ではないため、ホコリが舞い上がらず空気がクリーン。
- 部屋全体をムラなく暖める：輻射熱で均一な暖かさを実現。
デメリット
- 電気代が高め：他の暖房器具に比べてランニングコストが高い。
- 暖まるのに時間がかかる：部屋全体が暖まるまで30分～1時間ほどかかる。
- 本体価格が高い：1万円以上する製品が一般的。
- 廃棄が面倒：オイル入りのため、自治体の処分方法を確認する必要がある。
オイルヒーターの電気代を節約する方法
- 置き場所を工夫する：窓際や冷気の侵入しやすい場所に設置。
- 設定温度を下げる：「弱」設定やエコモードを活用。
- サーキュレーターを併用する：熱を循環させることで効率UP。
- 断熱対策をする：断熱カーテンやシートで外気の侵入を防ぐ。
- 電力会社を見直す：料金プランを比較して、安い電力会社に切り替え。
オイルヒーターの電気代が安いランキング！おすすめモデル
コスパを重視するなら、消費電力を抑えたモデルがおすすめです。
ここでは、電気代が比較的安いオイルヒーターをランキング形式で紹介します。
3位：アイリスオーヤマ KIWHH-1212D-W
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
¥16,400 （2024/12/17 12:33時点 | Amazon調べ）
ポチップ
- 消費電力：500W／700W／1,200W
- 1時間あたりの電気代：15.5円～37.2円
- 特徴：エコモード搭載で省エネ。タオルハンガー付きで多機能。
2位：デロンギ RHJ10F0812-SG
De'Longhi(デロンギ)
¥18,800 （2024/12/16 10:50時点 | Amazon調べ）
ポチップ
- 消費電力：500W／700W／1,200W
- 1時間あたりの電気代：15.5円～37.2円
- 特徴：24時間タイマー搭載。火傷しにくい低表面温度設計。
1位：山善 DOL-J121
YAMAZEN(山善)
¥17,800 （2024/12/17 12:33時点 | Amazon調べ）
ポチップ
- 消費電力：400W／800W／1,200W
- 1時間あたりの電気代：12.4円～37.2円
- 特徴：軽量設計で移動が簡単。エコ運転モードで効率的に暖房。
デロンギのオイルヒーターは本当に電気代がやばい？
「デロンギ」のオイルヒーターは高品質で人気ですが、「電気代がやばい」といった噂も。
実際のデータをもとに、その真偽を解説します。
デロンギ RHJ10F0812-SGを1ヶ月使った場合
- 1時間あたりの電気代：15.5円～37.2円
- 1日8時間使用の場合：約4,464円～約11,160円
他社製品と比較して特別に電気代が高いわけではありません。
ただし、高機能なモデルは消費電力が大きくなるため、エコモードの活用がポイントです。
まとめ：オイルヒーターは快適性と安全性で選ぶ
この記事では、オイルヒーターの電気代やそのメリット・デメリット、節約方法について解説しました。
この記事で分かった事まとめ
- オイルヒーターを1日つけっぱなしにすると、電気代は約372～892円程度。
- 他の暖房器具に比べて電気代は高めだが、安全性や快適性で優れる。
- 設定温度や置き場所を工夫することで、電気代を抑えることが可能。
- 断熱カーテンやサーキュレーターを活用することで、効率的に暖房ができる。
- エアコンや電気ストーブと併用すると、より経済的に暖かさを保てる。
- 電力会社の見直しは、電気代削減の最大のポイント。
電気代が気になる方は、節約術を活用しながら、オイルヒーターの快適性をぜひ体感してみてください。